
ヘミン和尚 さんの『完璧になれない。だからいい』の翻訳、意訳で役に立ったウェブサイトをご紹介します。どれも無料で使え、普段の英語の辞書としても便利なオンラインのツールです。
書籍の内容についてはこちらへ。
翻訳・意訳に使える無料のオンライン英日辞書
ご存知の方も多いかもしれませんが、無料でとても便利なオンライン辞書3つ。
Weblio
Weblioはおそらく一番使われているオンライン辞書だと思います。
英語だけではなく日本語の辞書としても上位に上がってきますよね。
単語を検索した場合、上の部分を見て終わるのではなく、最後の方まで読むことをおすすめします。
最後の方に、言い回しや良い例文が載っていることが多いのです。
英辞郎
英辞郎も使っている人は多いのではないでしょうか。
英辞郎は、熟語がたくさん載っていて、さらに比較的わかりやすい言葉で訳されているので、Weblioと合わせて使うとアイディアも豊富に出てきます。
Reverso Context
Reverso Contextは、単語を入力すると、その単語が使われている例文が山のように出てきます。言い回しも面白いものが見つかることがあるので、たまに参考程度に見るには良いサイトだと思います。
ブログや小説を書くときにも使える言い換え辞典
連想類語辞典
連想類語辞典は、今回かなりお世話になりました。
ひとつの単語を入力すると、それに関連した言い回しがたくさん出てきます。試しに好きな単語を入力してみてくださいね。
単語の意味ごとにまとめられているので、眺めるだけでも楽しいサイトです。
日本語表現インフォ
今回私は使う機会はなかったのですが、日本語表現インフォもさまざまな言い回しを見つけることができる、面白いサイトです。
小説やブログの記事を書くときにも使えるものがあるかもしれません。
翻訳作業がはかどるカフェ
朝の時間はゴールデンタイム。
よく利用していたのが、神谷町にあるカフェ、MIYABI。
朝7時開店。2階席はゆったりとしたスペースで、隣の人との距離もたっぷり取れるので、お仕事をするのにおすすめです。
天井がとても高くて外が見えるのもポイント。私は、広々とした空間の方がアイディアが湧きやすい気がしています♪
今回の書籍の翻訳者になるまでの話は、下のリンク先に詳しくまとめています。
そのほかに役立った本やツール
”翻訳の直訳と意訳の違い – 意訳の難しさとコツ”にも書きましたが、佐々木圭一さんの『伝え方が9割』はタイトルを決めるときに役立ちました。
そのほか、校正がはじまってから使えたのは、やはり消せるペン、パイロットのフリクションですね☺️
印刷されたものを校正していく作業では、赤ペンを入れていくのですが、出版社さんの意見と自分の意見をわかりやすくするために色を変えたりしながら作業しました。
何度も書き直すことがあったので、消せるペンはありがたかったです。
そのほか、”翻訳の直訳と意訳の違い – 意訳の難しさとコツ”にも書いた通り、普段から読む本やだれかの言葉など、何気ないところにもヒントがたくさん転がっているので、それらを常に意識しながら気になった言葉はノートに書き留めておく、という作業も大切だと思います。
また、学研辞典編集部から出ていることばの辞典も面白いですよ😊
その時の用途に応じて、ウェブサイトだったり書籍だったり、いろいろなものを揃えておくととても役立つと思います。