アメリカの自己啓発のパイオニアと呼ばれる、アール・ナイチンゲールの言葉。
心配事の92%は実際には起こらない
アール・ナイチンゲール
アール・ナイチンゲールは、心配事をこのように分析しています。
・ 実際に起こり得ないことへの心配 40%
・ 過去にすでに起こったこと 30%
・ 不必要な健康に関する心配 12%
・ 細々とした不必要な心配事 10%
これを全て足すと92%、つまり残りの8%のみが実際に起こり得る心配事。
9割以上は無駄な心配ということになります。
私たちは、つい過去に起きたことをいつまでも悔やんだり、自分ではどうすることもできないことを心配したり、こうなったら嫌だな、という未来のことで気を揉んだりします。
胃が痛くなるほど心配したのに、あとになってみると、「どうしてあんなに悩んでいたのだろう?」という出来事や、実際には大したことはなかったこと、忘れた頃に自然に問題解決していたことなど、思い当たることがあるのではないでしょうか。
結局は大丈夫なことに対して、胃まで痛めてしまったり、無駄に時間を費やしてしまうのはもったいないですよね。
ただ、もし残り”8%”の心配事が本当に起きてしまったら、どう対処したらよいのでしょう?
心配していたことが起こった時に絶対使える「3つの言葉」
「口ぐせ」がどれほど人に影響を及ぼすのかについて、多数著書のある佐藤富雄さんの著書、「自分を変える魔法の口ぐせ」からご紹介します。
1.自分に起きることは、いかなることも自分にプラスになることである。
2.自分に起きることは、いかなることでも自分で解決できることである。(自分に解決できないことは、自分には起きない)
3.自分に起きた問題の解決策は、思いがけない方角からやってくる。だから、今お手上げ状態でも決してめでてはならない。
2番目の、「自分に起きることは、いかなることでも自分で解決できることである」は、「自分だけで全ての問題を解決出来る」という意味ではなく、自分だけでは無理な問題が起きたとしても、必ずその解決策はやって来る、という意味です。
例えば、その問題を助けてくれる人が思いがけないところから現れたり、思わぬアイディアが見つかったり。方法はどうであれ、解決策は必ず現れてくれるのです。
まとめ
「もうだめだ!」と思いそうになったら、ぜひこれらのことを思い出してください。
強い自信になるまで自分に言い続け、「これでよし!」と思えたら大丈夫です。