毎日の生活で、つい愚痴や不満を言いたくなることがあると思いますが、自分が発する言葉は魂を持っています。
あなたが口にする不平不満を、一番最初に誰よりもよく聞いているのはあなた自身です。
その発せられた言葉は必ず自分に戻って来ます。
あなたの周りを見渡してみてください。
不平不満を並べている人には、不平不満がつのることばかり起こっていませんか?反対に、いつも明るく楽観的な人には、明るく楽しいことが常に起こっているように見えませんか?
面白いことに、不平不満を言うのが癖になっている人と、楽天的な人それぞれに、全く同じ出来事が起きた場合、不平不満を並べるのが癖の人には不平不満の元となるマイナスの出来事となり、明るく楽観的な人にとっては、前向きにとらえることができるプラスの出来事になるのです。
悪い言葉を使わないほうが良い理由を、比田井和孝氏のあなたの人生が変わる奇跡の授業 よりご紹介します。
だいたい、親子ゲンカとかね、兄弟ゲンカとか、汚い言葉、出てくるじゃないですか。
「こんなことまで思っていないのに思わずいっちゃった」とかあるでしょ。
そういう心が出てきているんですよ。汚い心が。汚い言葉を使うと、汚い心が出てきて、汚い心が出てくると、さらに汚い言葉が出てくるんですよ。相乗効果ですよ。悪い悪い相乗効果ですよ。
だから言っちゃいけない。言っちゃいけないんです。
それに、汚い言葉って、人が言っているのを聞くだけでも嫌な気持ちになるでしょ。
自分が汚い言葉を言ったときって、その言葉を一番近くで聞く人って誰だと思いますか?一番近い人って、自分ですよね。
自分の耳が、自分の言葉を一番近くで聞くんですよ。
相手に向かって嫌な言葉を言っているつもりでも、実は自分に一番その言葉を聞かせているんです。
自分が嫌な気持ちになるんです。汚い心が出てくるんです。
まさに、自分が吐いた毒で、自分がやられることになるんです。みなさん、気を付けてください。今日から。今から。
きれいな言葉、使いましょうよ。
言葉は、耳からのみならず、皮膚を通して体にも入ってくると言われています。
私たちの体にある60兆個もの細胞の一つ一つが、あなたが発する言葉を聞いているのです。
常に不平不満を言っている人の顔、常に明るく楽観主義の人、それぞれの性格は、見た目から分かるように、顔の表情や人相にも現れています。
今まで不平不満ばかりだった人も、今から心を変え、使う言葉を変えるだけで、今すぐに幸せはやってきます。
このときに使えるコツは、どんなことに対しても、感謝の気持ちを持つことです。
感謝の気持ちは、ポジティブなエネルギーを生み、幸せを感じる気持ちに通じるからです。
不運を味方につけてしまう言葉ではなく、幸運を味方につける言葉、心が気持ちよくなる言葉を使うように意識して心掛けてみることで、良いことがあなたに寄ってくるようになりますよ。
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