辛い状況から抜け出すための4つの質問

辛い状況から抜ける

 

今の辛い状況から抜け出すための、考え方とは?

 

辛い状況から抜け出す4つの質問をお伝えする前に、地獄と極楽の違い、地獄と思える状況も極楽に変えてしまうためのコツを、稲盛和夫氏の著書「人生の王道・西郷南洲の教えに学ぶ」からご紹介します。

 

地獄と極楽の違いは、その場所ではなく、人の心によって決まるというお話です。

お話の中で、若い雲水が老師に問います。

「地獄、極楽というものが本当にあるのでしょうか?」

この問いに対し、ご老師が答えたこととは?

 

 

― 実は、地獄も極楽もちっとも変わらない。少し見ただけではおなじような場所なのだ。けれども、そこに住む人たちの心がまったく違う。

たとえば、おいしい釜揚げうどんが地獄にも、極楽にもある。
それぞれ大きな釜があって、お湯がぐつぐつ煮立っている。うどんを湯がいているその大きな鍋の周りを、腹をすかした者たちが10人も20人も取り巻いている。
手にはつけ汁のお椀と1メートルもある長い箸を持っている。ここから先が天国と地獄でまったく違うのだ。

地獄では、みんなが我先に争って箸を突っ込む。何とか、うどんをつかむことはできるのだけれども、箸が1メートルもあるのだから手元のつけ汁のお椀にまで持ってくることができないし、当然食べることもできない。

そうこうするうちに、向こう側にいる者が箸の先に引っ掛かっているうどんを横取りしようとするので、「それは俺のもんだぞ、食うな」と怒り、相手を箸で叩き、突く。
すると、「何をこの野郎」と相手も突き返してくる。

そんなことがそこらじゅうで始まって、うどんは鍋から飛び散ってしまって、誰も1本も食べられずに、殴り合いのけんかが始まってしまい、阿鼻叫喚の絵図と化してしまう、それが地獄なのである。

- 人生の王道・西郷南洲の教えに学ぶ(稲盛和夫)

 

 

では、極楽というのはどのような場所なのでしょうか?

 

 

極楽にいる者は皆、利他の心、他人を思いやる美しい心を持っている。一メートルの箸でうどんをつかんだら、釜の向こう側の人のつけ汁につけて、「さあ、あなたからお先にどうぞ」といって食べさせてあげる。すると、今度は向こう側の人が同じように自分に食べさせてくれる。1本たりともうどんを無駄にすることなく、みんながおなかいっぱいに食べられる。―

つまり、地獄と極楽は確かにあるが、それは人の心の有様がそれらを作り出すのだよと、ご老師は若い雲水に話して聞かせたというのです。実際に、いくら経済的に豊かであっても、もっと儲けたいと欲望を際限なく募らせていては、心が満たされることはなく、決して幸福にはなれないでしょう。一方、裕福ではなくとも、やさしい思いやりの心をもって、希望に満ちて生きている人たちは幸福を感じることができるはずです。やはり人生は、その心の持ち方次第で、地獄にも極楽にもなるのです。

- 人生の王道・西郷南洲の教えに学ぶ(稲盛和夫)

 

 

状況は同じでも、それをどうとらえるのか、それをどのような心で見るのかによって、地獄にも極楽にもなるのです。

今もしもあなたがとても辛い状況にいるとしたら、その状況に対して不平不満を言い、嘆いて地獄にしてしまうより、次のような4つの質問を投げかけることで、未来は変わっていきます。

 

 

辛い状況から抜け出す4つの質問

 

1. この状況から、あなたは何を学び、何を得ることが出来ますか?

2. この状況は、あなたに何を教えてくれますか?

3. これからのあなたは、どのように変わっていきたいのですか?

4. あなたの理想とする状況は、どのようなものですか?

 

 これらは全て、あなたの未来を良い方向へ向かせるために使える質問です。

 

未来を変えたかったら、今を変えるしかありません。

「今」+「今」+「今」の積み重ねが、あなたの未来です。

 

今の積み重ねなしに、未来はできませんし、今何もしないで、良い未来だけを期待していても状況は変わりません。

 

あなたに今起こっている状況に対して、あなたがどう対応しているか。

あなた次第で、良くも悪くも変わるのです。

 

どちらか選べるのだとしたら、当然、良い未来がよいですよね?

 

極楽の世界のような思いやりの気持ち、前向きな気持ちを大切に、今できることを精一杯やることで、未来はどんどん良い方向に向かって行きます。

 

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