効果抜群!これさえ押さえておけば大丈夫!人に好かれる5つの原則

人に好かれるコツ

これは私が自分で実験をしながら生み出した、とっておきのコツです。この5つのコツさえ覚えておけば、まずは第一印象で嫌われることはないですし、さらには人当たりの良い人、フレンドリーな人という印象を与えることができる、魔法のような原則です。

この5つを使えば、あなたの第一印象もぐんとアップします!

職場の人間関係、友人関係、家族関係も良くなりますし、趣味などで一緒に集まる人たちとの付き合いの場や、初めて参加するパーティーなど、とにかくどこでも使えて効果抜群のとっておきの方法です。

どれも今すぐ簡単に始められることなので、できることからぜひ試してみてくださいね。

 

1. 常に笑顔で接する

笑顔は幸福を呼ぶ

まず最初の原則は、笑顔でいることです。

第一印象は最初の数秒で決まると言われています。そしてその印象は、2回目、3回目に会っても消えることはありません。それほど大切な第一印象。それを決定付けるのが、表情です。

仏頂面な人に良い印象を受ける人はいませんよね。明るく、ニコニコした人の方が必ず好かれるのです。

笑顔は、いますぐ、この場で作ることが出来ます。

「私は笑顔を作るのがどうも苦手で・・・」という人は、楽しかったできごとを思い出してみてください。楽しかったこと、嬉しかったこと、幸せな気分を味わったことなど、どんなときでもOKです。

ポジティブな気分を味わうと、自然と顔の筋肉・表情もやわらかくなっていきます。その時点で笑顔になっている人もいるでしょうし、その感覚を味わいながら笑顔を作るのは、ゼロから作り出すよりも楽なはずです。

 

2. 相手の名前をたくさん呼ぶ

名前を呼ぶことは大切

 

2つ目の原則は、相手の名前をたくさん呼ぶこと。

ビジネスのシーンでは、名刺交換をしたらまずは相手の名前を復唱し、会話の中でも名前を呼ぶことで、相手に与える印象が上がると言われています。これはビジネスシーンのみならず、普段から使うべき大切な原則です。

私たちは、自分の名前を読んでもらうことで「相手は私の存在を認めてくれている」と思い込むところがあります。

これは意識的にやっているのではなく、無意識なレベルで起こっていること。私たちは誰もが、相手から認められたいという本能的な欲求を持っていますから、名前を呼ばれることによって自然と欲求が満たされるわけです。

また、名前というのは、誰もが物心ついたときからずっと一緒に生活しているものですから、名前にはそれぞれが特別な愛着を持っています

名前を呼ばれると注意力も増し、さらに、相手が自分の名前を覚えてくれたことを嬉しく感じるのです。

相手に名前を覚えてもらったことが、自分の存在が認められたという「認められたい欲求」を満たすのです。

では、「認められたい欲求」が満たされると何が起こるのでしょうか。

それは、相手に好意を持つようになること。

私たちには、自分を認めてくれた人を好きになる性質があります。

「認められたい欲求」が満たされると、自分の存在を認めてくれた人を「いい人だ」と感じるのです。

 

「おはようございます」 → 「佐藤さん、おはようございます!」

「どちらにお住まいなのですか?」 → 「田中さんは、どちらにお住まいなのですか?」

「今日はありがとうございました」 → 「鈴木さん、今日はありがとうございました」

 

名前が入っていたほうが、断然印象がいいのがわかりますよね?

何気ない会話の中に名前を組み込むだけで、相手が持つ、あなたに対する印象が一段とアップします。

名前を呼ぶ癖をぜひつけてみてくださいね。

 



 

3. 相手に興味を持って質問をする

上手な質問の方法コツ

 

3つ目の原則は、相手に興味を持って質問を投げかけることです。

何よりも相手に興味を持つこと。スポットライトを浴びるのは自分ではなく、相手であることが大切なポイントです。

私たちは質問をされることで、「相手は私に興味を持っている」と思い込む癖があります。したがって、相手に質問をすると「この人は自分に興味を持ってくれているんだな」と相手は思うわけです。前述の通り、私たちは自分を認めてくれた人を好きになる性質があります。

それと同時に、自分に興味を持ってくれる人に好意を持つ性質もあります。あなたに対して興味を持つ人は、あなたのことを知りたいという欲求があるのだ、と脳は思い込みます。すると脳は自然とその相手に好意を持ってしまうのです。

このことは、逆の場合を考えると簡単に想像できます。あなたに一切興味を示さず、自分の話ばかりを永遠とする人がいたとしたら、あなたはその人にどんな印象を抱くでしょう?答えは明らかですよね。

質問をする時のコツは、まずは名前を使うこと、次に「相手を主語にして」会話を続けることです。

決して自分が自分が、という話に切り替えてはなりません。よく、人が話しているストーリーを自分のストーリーにすり替えて途中で話を折る人がいますが、これは一番やってはならないことです。

 

【悪い例】

Aさん: 「ご趣味は何ですか?」

Bさん: 「私は山登りが好きで、先週末も行ってきたんですよ」

Aさん: 「へぇ~。私はゴルフが好きで、毎週末行くんですよ。先週末も仲間と一緒に少し離れたところのゴルフ場に行ったんですがね、途中大渋滞にあってしまいまして。もう本当に大変だったんですよ。」

 

Aさんは、ご趣味は何ですか?と相手の趣味の質問をしました。それなのに山登りが趣味だと答えてくれたBさんの答えは完全に無視され、Aさん自身の趣味の話に切り替わってしまいました。あなたがBさんだったら、どう感じるでしょう?たとえゴルフが趣味だったとしても、自分が答えた山登りの話が完全にスルーされていることに良い気はしないでしょう。結局自分の話がしたいだけだったのか、という印象を受けますよね。

Aさんのように、相手を無視して自分の話にすり替えたり、主語を自分にしてしまうことは避けましょう。これを次のようにかえてみます。

 

【良い例】

Cさん: 「高橋さんのご趣味は?」

Dさん: 「私は山登りが好きです。」

Cさん: 「山登りですか、素敵ですね。どちらの山に行かれるのですか?」

Dさん: 「日本中いろんな山を登ってきましたが、最近は富士山に登りましたよ。」

Cさん: 「富士山とはそれはすごい!頂上からの景色はそれは素晴らしいものなのでしょうね!?」

Dさん: 「それはもう!感動して涙が止まりませんでしたよ。」

 

いかがですか?

たとえあなたに山登りの趣味がなくても、このような質問や受け答えだったら出来ますよね。

あなたがDさんだった場合、Cさんは、あなたに興味を持って自分の聞いてくれている!と感じることでしょう。特に趣味の話というのは、話し手にとっては一番楽しい内容のため、「もっと聞いて!もっと話したい!」という欲求が相手には生まれてくるのです

その部分を上手に汲み取ってあげれば、相手の満足度はとても上がり、あなたに対する高感度も一気にアップします。

このように、あくまでもスポットライトは相手に当てます。間違っても自分自身にスポットライトを当てないようにしましょう。

また、単に質問を投げかけるのではなく、相手に興味を持って質問をすることも大切です。興味を持つことで、次の質問も浮かびやすくなります。

 

4. 目を見て話をよく聞く

話を良く聞く傾聴

 

4つ目の原則は、相手の目をしっかり見て聞くこと。

これがなぜ大切なのかと言うと、私たちは、目をそらしたり目を見て話さない人を信用しない、という本能を持っているからです。

しっかりと自分の目を見て、興味深く話を聞いてくれている人に対して私たちは良い印象を持ちます。

相手が話していることを興味を持って、一生懸命聞く姿勢は、コミュニケーションを潤滑にするために外せない要素です。

 

5. 相手を褒める

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5つ目、最後の原則は、相手を褒めること。

私たちは常に「認められたい欲求」を持っています。認められてその欲求が満たされると、幸せホルモンが出ます。

相手を褒める言葉はたくさんありますが、特にこれらは簡単に覚えることが出来ますので、ぜひ覚えておいてくださいね。

 

「すごいですね!」

「さすがですね!」

「すばらしい!」

「勉強になりました!」

「またぜひ教えてください」

「驚きました!」

 

褒められて嫌な気分がする人はいません。どんな偉人でも、褒められ続けている人であっても、褒められることで良い気分を味わっているのです。

この欲求を満たしてあげることで、あなたの印象は全く異なるものとなります。

さらに、相手を褒めることで自分も褒めてもらえることもありますし、プラスの言葉を発することで、自分自身にも良いことが返ってきます。言葉には力があるからです。

もちろん、見返りを求めて行うものではありませんが、真剣に相手に興味を持てば、すごいと思う部分や褒める部分が何かしら必ず見つかります。その部分を流さずにきちんと言葉にして伝えることは大切なポイントです。

 



 

そしてさらに・・・とっておきのコツをもう一つ!

 

上の5つに加え、これをプラスするとことでさらに効果がアップします!

自分から相手を好きになってみること。

これは、今まで私の人生を実験台として試してきた結果、やはり正しかった!と感じていることです。

相手のあら探しをせず、良いところを見て、相手のことを自分から先に好きになる。

好きになる、というのは、人として好意を持つ、という意味です。相手のあら探しをしたらきりがありません。人にはそれぞれ、長所短所の両方が必ずあるからです。

まずは自分から挨拶をしてみるとか、相手の褒められるようなところを見つけてみるとか、小さな心がけをするだけで、あなたが相手に対する印象が変わるのは当然ですが、相手があなたに対して抱いている印象もガラッと変わります。

自分が相手を苦手だと思ったり、嫌いだと思ったりすると、それは自然と相手にも伝わるもの。苦手な人間は、お互いに苦手だと感じていることが多いのです。

相手の良いところだけを見るように心がけ、あら探しをしないように努めれば、人間関係もとても良くなります。

 

「人に好かれる5つの原則」まとめ

 

1. 笑顔
2. 相手の名前をたくさん呼ぶ
3. 相手に興味を持って質問をする
4. 目を見て話をよく聞く
5. 褒める
プラスアルファ: 自分から先に相手に好意を持つ

 

身近な家族やお友達、同僚に対して、今すぐに始められることばかりです。

このコツを実践し続ければ、周りの環境も変わって来ます。

ぜひその効果を味わって下さいね。