起こることは起こる – 苦難や災難を乗り越え運命を変えていく方法

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ものごとがうまくいかなかったり、思ったように進まずに悩んでいた時、いとも簡単に解決してくれそうなスピリチュアルの本を読み漁った時期が私にはありました。

感謝の心を持つことの大切さやポジティブに考えること、願う状況があたかも実現化したかのようにイメージすることの大切さ、結果には必ずその原因があることは、今でも信じています。

しかしながら、願っただけで簡単に叶ってしまうことが確かにある一方で、願い事を宇宙にお願いするだけではそう簡単に実現しないことがあるのも現実です。

私の場合、目の前に起こることは全て必ず自分に原因があるということを真剣に考えていたため、何か思わしくない状況に陥るたびに、「私の過去の行動の何が悪かったのだろう?」「私の考えの何がいけなかったのだろう?」と考えるようになり、常にポジティブ、常に明るく、常に前向きに考える癖をつけても、どんなに考え方を正しても、起きてしまう「望まない現状」に押しつぶされそうになったことがありました。

どんなに気を付けていても、嫌なことは起こる。

自分が引き寄せていると思えば思うほど分からなくなり、どうしたらよいのか、考え方を変える方法も見つからずに辛くなっていきました。終いには、「どんなに良いことを考えたり行ったって嫌なことが起こる。いい加減、良いことを行いながらポジティブに生きるのがバカバカしくなってきた」とさえ思ってしまうほどでした(汗)

そんな時、京セラ名誉会長・稲盛和夫氏の著書「生き方」から、人には運命というものが生まれながらあること、そしてその運命の流れを変える方法など、人生に対する考え方を学び、行き詰っていた私は大きく救われました。

 

 

私たちには持って生まれた「運命」というものがある

 

もともとの運命と宿命

 

私たち一人一人には、生まれながらにしてもっている「運命」があり、私たちの人生がどのようなものになるのかがある程度決まっています。

お金持ちの家に生まれることも運命だし、貧しい家に生まれることも運命です。その運命は、個人の運命のみならず、地方の運命、国の運命、地球の運命というものも一緒に織りなされています。

私たちの人生を織物と例えるなら、運命は私たちの人生の縦糸として存在しています。

 

 

もともとある「運命」を変える方法

 

もともとの運命と宿命

 

人生という織物に縦糸があれば、横糸も存在します。

その横糸の部分が、「因果応報の法則」(良い行い・考えは良い結果を招き、悪い行い・考えは悪い結果を招くこと)です。

良いことを思い良いことを行うことで、運命を良い方に変えて行くことができると稲盛氏は説かれています。

 

この「因果応報の法則」は、持って生まれた「運命」よりも少し強く働きます。

そのため、もともとの運命から見たら非常に悪い時期にいたのに、普段から良いことを心がけて行っていたためにそこまで悪い状況にならずに済んだり、逆に、運命の流ではとても良い時期にいたのに、普段から悪いことをしているために良い結果を得られないで終わったりすることがあるのです。

 

良い行いをしても良い結果がすぐに現れなかったり、悪いことをしてもすぐに悪いことが現れなかったりします。結果が出るまでに時間がかかること、そして原因と結果のそれぞれをはっきりと結びつけることができないために、因果応報の法則は存在しないと思われがちですが、これは人生を長いスパンで見ると、恐ろしいほどピシっとあっているのだそうです。これは仏教の教えのみならず、西洋でもカルマ(業)や原因と結果の法則(Cause and Effect – What goes around comes around)の話はたびたび登場します。

 

持って生まれた運命を変える方法は下の記事をご覧ください。

生まれ持った運命を変える方法がある!運命・立命・因果応報とは
 私たちの人生は、よいことが続いてものごとがスムーズに流れる時があれば、思ったように進まない時期もあります。「私はなんてツイていないんだろう」、「なんて運がないんだろう」と思ってしまう出来事も、生きている中では起こりますよね。その反対に、こん...

 

 

願望を叶えるために必要な努力と、努力を楽しいものに変える方法

 

苦難や災難を乗り越える方法

 

稲盛氏も、持続した願望を強く持てば必ず叶う、とおっしゃっています。

しかし、それは願ったら簡単に叶うというものではなく、それに伴う代償、努力が必ず必要となることも同時に説かれています。

努力というと、ただ辛いことと思われがちですが、努力を苦しいだけのものではなく、楽しいもの、夢中になり過ぎて辛いとは思わないものに変える方法はあります。

 

あなたが本当に心から望んでいること、心の底からやりたいと思っていることは、それに没頭し、夢中になることができます。

他人から見たらとてつもなく辛い努力をしているように見えても、本人は夢中になっていますから、努力とは感じないことが多々あるのです。

 

あなたが心からやりたいことが、あなたの魂からやりたいこととつながった時、あなたの中の魂が喜びます。

そのため、多少辛いと思うことがあっても、「そのためならどんなことでもしてみせる!」という意欲も湧いてくるのです。

本当に心の底からやりたいこと、心の底からの願望は、「ただなんとなくこうなったらいいな」という上っ面だけの願望とはレベルが違うのです。

 

このことは、逆の方法で使うこともできます。

例えば、今の仕事がなんとなく嫌だな、と思った時、今あなたに与えられた状況にとにかく一生懸命になってみる。すると、新しい発見があったり、夢中になっている間に気が付くとその仕事が好きになっていたりすることがよく起こります。

まずは、今自分が与えられた環境で一生懸命にやってみて、それから何が起こるか見てみた方がお得なことはたくさんあります。

何もやらずに諦めてしまうとそれだけで終わってしまいますが、一生懸命努力することで、得るものや学ぶことは非常に多いのです。

たとえその仕事をやめて別の環境に移ることになったとしても、頑張って得たことは必ずあなたの役に立つことになります。

 

 

苦難や災難に対する考え方

 

辛い努力を楽しいものに変える

 

上述のように、どんなに良いことを行っても、どんなに良いことを思っていても、望んでいないことが起こることはあります。

理由はどうあれ、起こることは、起こるように、起きてしまうのです。

それに対してどのように対応するのかが一番大切になります。

 

『起こることには全て意味があり、全て必然で、全てあなたに必要だから起きていることだと』考えると、「ここから何を学ぶことができるのだろうか?」と前向きな視点からみることができるようになります。

 

今まであなたが乗り越えてきたこと、逆境に立ち向かい、勝ち進んできたことを思い出してみてください。

必ず、そこから大きな進歩があったり、その後良いことが起こったり、乗り越えたことで自信が付いたり、色々なことがあったと思うのです。

 

「難が有るから有難(ありがと)う」と言われる通り、苦難や逆境は、あなたにとって次の大きなステップに進むために必要なものとして与えられたものだと考え、あなたに必要だから起こっていると考えることで、この後のご褒美に向かって進むことができるようになっていきます。

この時に、人のせいにしたり、どうして自分ばかりとひがんだりしていると、せっかくこの先に待っている大きな利益のために用意された状況を生かすことができません。

 

辛い時は一人で悩まず、誰かに相談したり、話し合ってくれる相手を探して、必ずこの状況を抜け出すことができると、あなた自身を信じてください。

あなたに超えられること判断されたことだから、あなたに用意されたものなのです。

そして、この苦難や災難は嫌がらせでもなんでもなく、あなたがこの後に得ることになる、大きなご褒美のためにあるのです。

 

 

あなたの人生を生きやすくするコツ

 

辛い努力を楽しいものに変える

 

私たちが生きている宇宙には、全てを良くしたいという宇宙の意思が流れています。

その流れと一緒になることで、幸福、豊かさを味わう毎日を過ごすことができるようになります。

 

必要なのは、「感謝の心」、「世のため人のためを思う心」、「愛」、「思いやり」です。

自分さえよければよい、という考え方では、この流れに乗ることはできません。

私たちは、誰かのためになる時にもっとも力を発揮するようにできています。

私たちの住む宇宙の法則が愛でできているからです。

 

原因と結果の法則は必ず存在し、自分で撒いた種は必ず刈り取らなければならないようにできています。

この宇宙の法則は、東西を問わず言われていることです。

しかし、そこに自分の運命も影響を及ぼすため、その原因と結果を結びつけることは非常に難しいのですが、因果応報の法則は運命以上に強い力を持っています。

 

何事に対しても感謝の心を持ち、思いやりの心を大切に心掛け行動することで、あなたの人生はさらに豊かなものとなります。さらに、あなたの周りの人たちの反応も好転し、あなた自身がもっともっと生きやすくなる人生に作り上げることができます。

 

今起きている状況や周りの人たちを変えることはできません。しかし、今起きている状況や周りの人たちをどう見るのか、というあなたの視点を変えることはできます。

 

どういう気持ちで生きるのか、どういう視点からその状況を見るのかということは、あなた自身で選ぶことができるのです。不平不満を言って過ごすのか、ポジティブな面を見つけてそこに集中するのか、そこから学ぶことを考えてみるのか、どの取り方をするのか、あなたが自由に選ぶことができます。

 

ひとつの視点だけから見るのではなく、真逆の視点、もしくは隣の視点など、いろいろな方向でものごとを見るようにすると、もっとたくさんの面白い発見があり、人生もさらに楽しいものにすることができるのです。

 

 

生き方―人間として一番大切なこと
稲盛 和夫
サンマーク出版

 

立命の書『陰騭録』を読む (致知選書)
安岡 正篤
致知出版社

 

 

 

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