逆境を乗り越えるための7つのポイント-私の人生を変えた出来事より

逆境から学び這い上がる

 

この記事は長文です。

題材的に明るいものではありませんので公表するかどうか迷いましたが、私が乗り越えた「離婚・財産喪失」のことや、「這い上がための方法」が、今大変な思いをされている誰かの役に立つ部分があるかも知れないと思い、細かい部分は省略した形でこちらに記載します。

最後にまとめとして、「逆境を乗り越えるための7つのポイント」を記載しています。

 

1. 衝撃の知らせ
2. 辛い状況はこうして乗り越えた
3. 相手を許すことで自分も楽になる
4. そのお陰で今の自分がある
5. 逆境から学ぶことは「宝」
6. 六年後の奇跡
7. 摂食障害も乗り越えて
8. 逆境を乗り越えるための7つのポイントまとめ

 

 

1. 「寝耳に水」の大どんでん返し

知り合って10年、結婚して8年の元旦那様とはビジネスパートナーでもありました。

 

話し合いの結果お互い別々の道に進むことに決めましたが、順調な話し合いだったため、私はてっきり、綺麗サッパリ円満離婚と思い込んでいました。しかし、まさかの大どんでん返しが待っており、離婚を期に、それまで私が稼いで来たものは全て消えてしまいました。

 

2000年にベルギーへ行ってからスタートさせた雑貨や宿経営のビジネスは、もともと彼が持っていた個人会社に名前を加える形で入り、8年間、「仕事が趣味」という勢いでほとんど休みなく働きました。

 

彼とはビジネスパートナーとしては最高の関係だったので、お互いに誰か別の人が現れたら、その時にきちんと書類上の整理をしよう、ということで合意していました。

 

しばらくして彼には新しく人生を一緒に歩みたいという人が現れ、私は彼と彼女のことを心から応援しました。お互いの財産も半分ずつに分け、綺麗にビジネスも処理をしよう、ということで話し合いは進んでいました。

 

しかし最後の最期で、彼らがすべてを手にすることが出来る方法を見つけ、提示して来ました。

 

もちろん納得は行きませんから、複数の弁護士さんの所へ相談に行きました。しかし彼らは口を揃えて言いました。「元旦那さん達は人としてどうかと思われることをしている。でも法律的に見たら、これは合法なんだ。役に立てずにごめんね。」と。

 

元旦那様たちは、私がスタートさせたビジネスも、彼と彼の両親が名義人であることを理由に、それらのビジネスの権利を主張。同時に、私がそのビジネスを保有したい場合の条件として、巨額な額を提示して来ました。ビジネスの規模から言ってもあり得ない金額でした。

 

でも私は、自分が最初から育てたビジネス、言ってみれば自分の赤ちゃんのような愛する仕事を、泣く泣く諦めて相手に手渡すなどということは到底出来ないし、当然、相手もそのことを知りながらの行動でした。

 

「自らが生んだビジネス」の買い戻し金は、当時売却した家から差し引かれ、私の手元には何も残らないよう、彼らの計画通り進みました。

 

円満離婚と思い込んでいましたから、家を売却後の計画も立てていました。「南フランスへ行って半年ほど語学留学をする」、「次の家、車を購入する」など・・・

 

しかし全ての計画はなくなり、何より今まで稼いできたものが全て手元から消えてしまったので、再度ゼロからのスタートをしなくてはならなくなりました。

 

 

2. 辛い状況はこうして乗り越えた

「もし本当にあの時入る予定だった額が私の手に入っていたら、私は堕落した人生を送っていたに違いない」

 

家売却による「入る予定だった額」はとても大きなもので、あの後しばらくは仕事をせずに留学しよう、という予定でしたから、怠惰な人生を送っていたかも知れません。

 

失ったお金に関しては、このよう考えるようにしました。

 

離婚前、結婚当時はほとんどベルギーには友人がいない生活でしたが、徐々に自分らしく行動が出来るようになったことで友人も増えて行きました。彼らはみんな素晴らしく、私にとってはかけがえのない人たちです。素晴らしい人間関係は絶対にお金では買えません。

 

さらに、この困難のお陰で「自己啓発」や「人間の行動と心理」について興味を持ち始め、それにより自分が大きく変わるのを感じました。相手のことを恨んだり憎んだり、今の状況を悔やみ続けても、良いことはひとつも起こりませんし、何よりこの状況は変わりません。

 

今出来ること。



それは、今の自分の周りにある「ありがたいこと」、「感謝出来ること」に意識を持って行くこと。

 

たとえば自分を支えてくれている「友人」や「家族」に、ありがとうと感謝をしてみる。「健康な体でいること」に感謝してみる。「食べるものを作ってくれた人」に感謝をしながら食べてみる、毎日寒くても暑くても郵便を配達してくれる「郵便屋さん」、ゴミを「収拾して下さる方たち」、お店の親切な「店員さん」・・・

 

毎日の暮らしの中で、私たちは様々な人たちに助けられて生きています。そういう人たち、みんなに「ありがとう」と伝えてみる。

 

人は一人で生きることは出来ませんから、感謝しようと思ったら、感謝出来ることは数え切れないほど見つかります。

 

感謝の気持ちを持つと、自然と心が温かくなったり、幸せな気分が湧いて来ます。感謝の気持ちには、自分の心をも癒すパワーがあるのです。

 

どうしても感謝できるものが見つからない場合、声を出して「ありがとう」と言ってみると、自然と脳は、「ありがとうと感謝できるもの」を探してくれます。

 

 

3. 相手を許すことで自分も楽になる

いつまでも相手の事を恨んでいても、良いことはひとつもありません。これは断言できます。
良いことがないどころか、悪いことしか起こりません。

 

過去に執着し、恨みや許せない気持ちを持ち続けていると、その方向に脳は意識を向けてしまいますから、同じような状況を引き起こし続けてしまうのです。

 

意識が悪い方に向いていると、ちょっとしたことでも悪いこととして捉えてしまったり、どうして私ばかり?という気持ちが襲い掛かってきたりしてしまいます。

 

新しい未来へ進むためには、相手を許す必要があります。相手を許すことが、何よりも自分のためになるのです。

 

私は、相手を許す方法として、過去に相手が自分にしてくれた「嬉しかったこと」、「尽くしてくれたこと」等に集中し、相手との「良い思い出」を積み上げるようにしました。

 

また、自分にも落ち度があった部分を素直に認め、相手にも辛い思いをさせていたことがあったかもしれないと、思い直してみました。

 

私たちは、過去の出来事も変えてしまうことが出来る能力を持っています。

 

「あの時あの人はこんなに素晴らしいことをしてくれた」という思い出で作り上げれば、「素晴らしい人」として心に残ります。反対に、「あの人は本当にひどい人だ」と思い込めば、そのような人物像として心に残すことになります。
人の良いところを一つでも見つけることが出来たらOKです。そこに意識を集中し、相手との「良かった時・楽しかった時」のイメージを記憶に作り上げて行きます。

 

これを思ったからと言って、瞬時に気持ちが切り替えられる訳ではありませんが、この考え癖を作っていくことで、時が経つにつれて、気持ちは必ず軽くなって行きます。日にち薬という言葉があるように、時が解決してくれます。

 

良い方に解決し、自分の人生をより良くして行きたいと思ったら、相手の事を許すことが何よりも大切になります。

 

 

4. この出来事のお陰で今の自分がある

こういうことを経験する前の私は、傲慢で、不平不満や愚痴を重ね、周りにも辛く当たるなど、自分のことがあまり好きではありませんでした。
しかしこの「試練」を与えて頂いたお陰で、私という人間を再度作り直す「チャンス」を頂きました。

 

人生に起こること、全てに意味があります。今は辛くても、ここをきちんと乗り切れば、必ず良い方向へ行くようになっています。

 

もちろん、あなたが今とても辛い渦中にいるとしたら、「良い方向へ向かっている」と思うのは難しいかも知れません。

 

ですが、今まであなたに起こった、大変だったこと、乗り越えなければならなかったことを思い出してみて下さい。それらを乗り越えた後、必ず何かしらの習得、学習、ステップアップやプラスになることが起こったと思うのです。

 

今、全てが上手く行かない、何をやっても結果が出ない状況にいたとしたら、その下では、きちんと「良いこと」が起こる準備が始まっています。ここで不平不満を言って何もしないでいると、準備中の「良いこと」はなかなか出てこれなくなってしまいます。

 

「良いこと」が準備をしてくれている間に自分が出来ることは、「良いこと」が出て来てくれた時の準備をすること。

 

今の状況を乗り越えたら得られること、学べること、今準備(勉強・習得等)出来ることを考えて行動を起こすことで、「良いこと」が出て来てくれるスピードは早まります。

全ての経験は、後に自分にとって必ず良いものと結びついて行きます。

 

「自分は絶対に大丈夫!」という、根拠がなくても良いので、そのような自信を持つこともとても大切です。

 

ご存知の方も多いと思いますが、アップル創業者スティーブ・ジョブスさんがStanford大学の卒業式で行った演説の言葉をご紹介します。

 

 スティーブ・ジョブスの言葉 

未来から見て、点と点(人生に起きたこと)を繋げることは出来ません。点と点を繋ぐことが出来るのは、過去を振り返って見た時だけです。それらの点は将来、何らかの形で繋がりを持つのだと信じなければならないのです。 勇気、運命、人生、カルマ、何でも良いから、あなたたちは何かを信じるべきです。人生を歩む中で、点と点が必ず繋がると信じることは、自分の気持ちに従うために必要な自信を与えてくれます。たとえ人と違った道に進むことになったとしても、信じることが全てを変えるのです。

Again, you can’t connect the dots looking forward. You can only connect them looking backwards, so you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something–your gut, destiny, life, karma, whatever–because believing that the dots will connect down the road will give you the confidence to follow your heart, even when it leads you off the well-worn path, and that will make all the difference.
Steve Jobs

 

 

5. 逆境から学ぶことは「宝」

逆境から得たもの、学んだことは一生の宝物となります。

 

その経験がなかったら得られなかった、貴重な経験。この逆境が素晴らしいことを教えてくれるはずだ!と思えたら怖いものなしです。逆境を乗り越えたあとには、素晴らしいご褒美が待っているからです。

 

アメリカの著述家で、成功哲学の第一人者とも呼ばれるナポレオン・ヒルの有名に、このようなものがあります。

 

「逆境の中には、それ相応かそれ以上の大きな利益の種子が含まれている」

 

私はこのことを実際に自分の人生で体験してきています。

 

 

6. 六年後の奇跡

奇跡の出来事が、離婚から6年後に起こりました。

 

一切会っていなかった元旦那様と、ありえない確立の場所で鉢合わせました。その時の行動のどれをとっても、1秒でもずれていたら、もう会うことはなかったでしょう。その場所に居合わせる確立と言ったら、計算出来ないほどです。
自分の中では相手を許し、克服したと思い込んでいたけれど、実際にはつかえていたものがあったことを、この時初めて気付きました。偶然の鉢合わせは時間にしてたった数十秒程でしたが、お互い仲が良かった頃のような雰囲気で、どちらも笑顔で普通に会話が出来たことが、この上なく嬉しかったです。

 

心の中にあった「川の流れを邪魔をする大きな岩」のようなものがなくなり、流れが急激に良くなったイメージです。お陰で心が軽くなり、「ありえない偶然」に心から感謝しました。

 

 

7. 摂食障害も乗り越えて

実はここに記した「離婚・財産喪失」のことがあってから4年の間、摂食障害(過食症)に苦しみました。

 

おそらく今までの私の人生の中で、この時期が一番辛かったと言えると思います。生きる目的も何もかも全てがなくなり、一人でこれからどうして良いのか分からない日々が続きました。

 

しかし、どんなに嵐や大雨が続いても必ず太陽は光を再び見せてくれるもので、他の逆境の時と同様、暗闇から這い上がってくることが出来ました。カウンセラーへも数か所行きましたがどこも効果がなく、最終的に私を救ってくれたのは、同じく摂食障害で辛い経験をされながらも克服されたステップあやさんとお医者様の横倉恒雄先生が書かれた1冊の本でした。

 

もしも今、あなたが過食症で悩んでいて、とても苦しい状況におかれているとしたら、私を救ってくれたこの本をおすすめします。また、辛すぎる時はいつでもメッセージ下さいね。

 

 

8. 逆境を乗り越えるための7つのポイント

  • 今あるものに対して感謝の気持ちを持つ
  • どうしても感謝出来るものが見つからない時は、とりあえず「ありがとう」と言ってみる。
  • 相手を許す
  • 人生に起こること全てに意味があると考える
  • 「必ず良い方向に向かっているから大丈夫!」と自信を持つ
  • 逆境から得るものは宝。素晴らしいことを教えてくれていると確信する
  • どんなに嵐が続いても必ず太陽は顔を出してくれることを信じる