嫌なことがあっても「ありがとう」!?

ありがとうの言葉

 

「ありがとう」という感謝の言葉は、一般的には誰かに何かをしてもらった時に使う言葉ですが、嫌なことがあった時に使うとどのようなことが起こるのか。

 

嫌なことがあったときや、イライラしたときに「ありがとう」と口に出していうとどのような効果が生まれるのでしょうか?

 

 

たとえ最初は「ありがとう」という気持ちがなかったとしても、心の中ででもいいから「ありがとう」と言うだけで、「ありがとう」という心が出てくるんです。「ありがとう」という心が出てくると、その後、どういう思考回路になるかっていうと、「あ、でも、このことは、こういう意味からすれば、確かに自分のためになったな」とか「ある意味、勉強になったな」とかそう考えられるようになるんです。
- あなたの人生が変わる奇跡の授業 (比田井和孝)

 

「ありがとう」ととりあえず言ってしまうことで、脳はその理由探しに取り掛かります。

 

私たち人間は、起こした行動に対して理由付けをする性質があるからです。

 

例えば、つい衝動買いしてしまったものに対して、「あ、でもこれは何かの時に必要かも知れないから」とか、「これがあったら便利になるはずだから」というように、自分の行動に対して正当な理由を作ってしまうのです。

 

特に必要もないのに買ってしまったものに対して、はっきりとした購入理由がありませんから、後から「言い訳」のような感じでその理由を脳は作り上げるのです。

 

そのような仕組みが私たちの脳には備わっているため、どんな状況に対しても「ありがとう」と言ってしまうことで、脳は、「あれ?今なんでありがとうって言ったんだろう」と考え始め、その理由を探してくれるのです。

 

「あぁ、そっか。階段から落ちて転んだけど、この程度で済んでよかった。ありがとう」とか、「大事な日に風邪を引いてしまったけど、最近の不摂生を見直すように、というメッセージかな。大事に至る前に気付いてよかった。ありがとう。」など。

 

嫌なことがあった時に「ありがとう」なんてなかなか言えないかも知れませんが、実験的に私も試してみました。

 

実はこのあとすぐに、車をガードレールにこすってしまったのですが(汗)、その時、無理矢理にでも言ってみました、ありがとうと。

すると、本当に「ありがとう」と言えるものが見つかるから不思議です。

「この程度で済んでよかった」、「誰も人がいなくて良かった」、「もっと気をつけて運転をするようにというメッセージだわ」など。

ありがとうと言う言葉を使うだけで、次々とこのようなありがたいことが出てくるのです。

 

この魔法の言葉、「ありがとう」を使う癖がつくと、悪態をついたりすることなく、今の状況を前向きにとらえることが出来るようになります。

 

反対に、「どうして自分ばっかりこんな目に遭うんだ!」というようなネガティブな言葉を発していると、そういう状況を脳は探しに取り掛かりますから、「ツイていないこと」ばかりが目に留まるようになり、本当にツイていない自分を作り上げてしまいますから、ここは本当に要注意です。

 

こういう話をすると、授業の感想に、「そんな、嫌なことがあったときに、ありがとうなんて、とても思えません」と書いてくる子がいるんですけど、私は別に「ありがとうって思え」とは言っていないんです。
口に出して・・・出せなければ、心の中で言うだけでいいんです。こんなの、小学生だってできるじゃないですか。だから、それをするかどうか、だけなんです。で、それをぜひ、ずーっと試してみてください。
- あなたの人生が変わる奇跡の授業 (比田井和孝)

 

最初は心の中で言うだけで良いのです。そのうち、ありがとうの心が育ってきます。これを続けて行くと、わざわざ考えなくても、「ありがとう」の気持ちが心の内側から自然に湧いてくるようになります。

 

「ありがとう」の心は、自分を幸せにするために必要不可欠なエネルギーです。

 

私はこの本を読むまで、「感謝の気持ち」を常に持つことは心がけていましたが、実際に思わしくないことが起こった時は、「ここから何を学べるのだろう?」という質問を自分に与えていました。

「この与えられた状況から何を学ぶべきか。この状況は私に何を学ばせようとしているのだろう?」と考えていたのです。

 

これはこれで良かったと思いますが、今回の本を読んでから、まずは「ありがとう」を先に行ってしまう方法に変えてみることにしました。そのあとで、「何を学ぶべきか」という質問に持って行くやり方に変えました。

 

すると、「ありがとう」と先に言葉にしてしまうことにより、その状況から自分が学べること、感謝する対象など、さまざまなことがスムーズに出てくるようになりました。

 

良いことがあった時に「ありがとう」というのは簡単ですが、自分が望んでいない状況になった時に「ありがとう」と言うのはなかなか難しいでしょう。

それをあえて試し、この習慣を自分のものにしていくことで、どのような状況からも良い発見をすることができ、同時により良い未来がやってきてくれます。

 

↓ 本日の一冊

あなたの人生が変わる奇跡の授業 (王様文庫)

 

あなたの人生が変わる奇跡の授業

比田井 和孝 比田井 美恵 
三笠書房

 

 

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