潜在意識と顕在意識の違いと「潜在意識の力」をフル活用する方法

潜在意識と顕在意識

 

潜在意識という言葉は、誰もが一度は聞いたことがあると思います。

「潜在意識に眠っている力を発揮する」などと使われますが、潜在意識とはどのようなものなのか、顕在意識との違い、そして能力を最大限に発揮する方法に関してまとめました。

 

 

潜在意識とは

 

潜在意識とは、無意識の状態で行っていること、言い換えると、意識していないところで働いている意識のことを指します。

潜在意識には、私たちが生まれてから今まで経験してきたこと、全てが記憶されています。これを意識的に思い出すことは出来なくても、しっかりと潜在意識の中に残っているのです。

 

例えば、ある香をかいだ時に、その時の思い出が急によみがえってきたりすることはありませんか?誰かがつけている香水の香が、以前の恋人を思い出したり、夏の朝の香をかいだ時に、子供の頃通っていたラジオ体操のことを急に思い出したり。

普段は思い出さないようなことでも、しっかりと記憶の中に残っているのです。

 

別の例で、自転車や自動車の運転があります。

 

潜在意識と顕在意識

 

最初は運転が出来るようになるまで、意識的に体の動きを覚えさせる練習を必要としますが、慣れてしまえば、会話をしながらでも運転が出来るようになりますよね。

運転をする時に、いちいち体の動きの確認や、ハンドルを切る角度を確認したり、ということはしなくても、自動的に体はそのように動いてくれています。

これは、最初は意識的に行っていたことがしっかりと潜在意識の中に入り込み、一度潜在意識の中に入ったものは、いちいち考えなくても自動的に出来てしまう、潜在意識のお陰です。

 

また、あなたがあなた自身に対して持っているイメージ、自己イメージも潜在意識に入っているものです。「私は人見知りです」とか、「私は誰とでも仲良くできる性格です」という自己イメージは、潜在意識から来るものがほとんどです。

 

体の機能では、呼吸をしたり、血液を循環させたりという、体の器官の働きも、潜在意識が行っています。

 

 

顕在意識とは

 

顕在意識は、潜在意識とは逆で、意識的に行うことが出来る意識です。

先ほどの例で言いますと、車の運転をするために、最初はハンドルを切る角度、アクセルを踏み込む強さ、ブレーキのタイミング、縦列駐車する時のテクニックなど、様々なことを意識的に学ぶことが必要となります。この最初の意識的に行っていることが、顕在意識です。

 

他の例では、日本人なら必ず使うお箸。

 

潜在意識と顕在意識

 

正しいお箸の使い方が出来るようになるまで、子供の頃誰もが練習したことと思います。慣れない指の使い方を、何度も繰り返すことによってそのうちいちいち考えなくても、自然と使えるようになっています。これも、最初は顕在意識で意識的に動きを覚えさせていたものが、そのうち自然と潜在意識の方へ入っていった例です。

今はもう、「中指をお箸のここに添えて・・・」などといちいち考えて使わないですよね。これは顕在意識から潜在意識へ変わったからなのです。

 

お料理する際の包丁の使い方も同様。最初は慣れるまで練習が必要です。千切りやみじん切りをする際の包丁の使い方や添える手の指をどのような形にしなければならないか、など今では覚えていないような練習も、最初は顕在意識を使って行っていたのです。そのうち潜在意識の中へ入ると、人と会話をしながらもみじん切りや千切りが出来るようになっています。

 

その他、意識的に決定することも顕在意識です。

・ お腹が空いたからご飯を食べよう

・ ダイエットを始めよう

・ 英会話を習い始めよう

など、自分で決定すること、これも顕在意識です。

 

 

潜在意識と顕在意識の割合と優先順位

 

潜在意識と顕在意識

 

意識できる顕在意識と、意識できない潜在意識、割合はどうなっているのでしょう?

私たちが意識できている部分の方が当然大きいものであろうと感じてしまいますが、実は、潜在意識は約90~97%、顕在意識は3~10%の割合だと言われています。

私たちが意識出来る部分はたったの3~10%しかないのです。

優先順位、意識の強さは、潜在意識が顕在意識よりも勝ります。そのために、顕在意識でどんなに頑張ろうと思っても、潜在意識の中に「どうせ出来ないだろう」という考えがインプットされてしまっていると、潜在意識の方が優勢ですから、失敗したり、途中で挫折していまうことがあるのです。

 

 

潜在意識に眠っている力を使うには?

 

潜在意識の力

 

割合的にとても大きな潜在意識の中にこそ、無限の可能性を秘めた力が眠っています。

この部分をどうにか使いたいですよね?

そのためには、繰り返し繰り返しその行動を行うことが必要となってきます。先ほどの車の運転の例のように、繰り返し行った行動は、自然と潜在意識の中に入ってその力を使うことが出来るようになります。

 

このことは行動に関してのみならず、「自己イメージ」も同様です。

もしあなたが今の性格を変えたいと本気で願うのであれば、理想とする性格になったあなたを毎日ひたすらに想像し、その人になったかのような行動を意識的に心がけます。最初は意識的に徹底する必要がありますが、しばらくすると自然と理想とする性格の人になっていることに気が付きます。意識的に繰り返し行われ、習慣化されたことは、必ず潜在意識の中に入り、自然とその振る舞いが出来るようになるのです。

 

勉強が続かない、ダイエットが続かない、という失敗例も、意識的には、「絶対にやろう!」という強い意志があっても、潜在意識の中で、「面倒だな・・・」とか、「やらなくても別に不利益はないし」という考えが入っていると、意思の力だけでは勝つことが出来ません。

これに勝つためには、あなたの潜在意識を変えなくてはなりません。そのために、例えば英会話であれば、英語をペラペラに話すことが出来ているあなたを毎日想像したり、ダイエットであれば、理想の体系となったあなたが好きな洋服を着て自信満々に街中を歩いている様子を想像したりするなど、理想の自分が出来上がったイメージを強く想像します。

まるで今、そのことが現実となったかのように想像することで、潜在意識の中に「成功した自分」が出来上がります。

すると何が起こるかと言うと、成功した自分らしい振る舞いが出来るようになるのです。英会話の勉強も楽しみながら当たり前のようにすることが出来ますし、ダイエットも、理想とする自分だったらどのような食生活をしているのか、運動の頻度など、自然と理想の自分らしい生活になっていきます。

 

 

潜在意識と顕在意識が交わる時間がある

 

普段は届くことが出来ない潜在意識ですが、一日のうちに何度か、顕在意識との間に隙間ができる時間があります。

それは、朝寝起きの時、夜眠る直前、入浴時など、意識がぼーっとリラックスした時間です。

 

潜在意識の力

 

電車の中でなんとなくぼーっとしている時間も潜在意識に意識的にインプット出来るゴールデンタイムです。

 

このゴールデンタイムに、あなたの理想とする姿を想像したり、実現したい夢を思い切りイメージしたり、自分に話しかけたりすることで、そのことが自然と潜在意識の中に入り込み、その力を使うことが出来るようになります。

また、素晴らしいアイディアが浮かんできたりするのもこの時間が多いと言われています。

 

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潜在能力、眠っている能力をフル活用する方法

 

潜在意識の力を使う

 

前述の通り、能力を最大限に引き出すためには、まずは潜在意識の中身を変えてあげることが最初のステップになります。

「こうなりたい!」というイメージを強く持ち、そのイメージ通りの自分になったかのような行動や考え方をひたすら繰り返します。

 

ひたすら繰り返された考えや行動は、潜在意識の中に入り込み、気が付いた時にはそのような行動や考え方が出来るようになっていきます。

最初は意識的に無理をしてでも顕在意識で行うことも、潜在意識の中に一度入ってしまえば、あとは楽々と行うことが出来ます。

 

車の運転をもう一度思い出してみて下さい。運転を覚え始めたばかりの頃は本当に大変だったと思います。でも今、そのことを何も考えずに軽がると出来ているあなたは、潜在意識を十分に使っています。

 

このように、潜在意識に意識的にインプットする作業を繰り返すことによって、あなたの中に眠っている能力も自然と引き出されるようになり、潜在意識の力を使うことが出来るようになるのです。

 

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